唇を薄くする手術のダウンタイムの話(口唇縮小術)③手術翌日〜一週間後

唇を薄くする手術(口唇縮小術)を受けたので、手術のダウンタイムについて書いていこうと思います。

前回の投稿から少し時間が経ってしまいました(すみません)。

手術当日・手術直後の記事は前回のものを参照してください。

 

手術が終わった後に看護師さんから、

手術の次の日が一番晴れると思います〜

と言われていた手術翌日の話です。

 

----------------------------手術翌日---------------------------

 

口内に残る不快感、そして圧倒的違和感と共に起床しました。

唇の腫れは当日と同じくらいでした。

マスクをすればマスクが少し血で汚れるのでまだ出血はあったのだと思います。

ただ前日のような痛みは感じません。

翌日も相変わらず唇を閉じることはできませんでした。

唇を閉じることができなくて困ることとしては、

マ行やバ行、そしてパ行が発音できないことでしょうか。

マスクで口元を隠していたとしても喋り方はどうしてもおかしくなってしまうので、

手術がばれたくない方は手術の次の日とその次の日は仕事等を休むことをお勧めします。

医院の人は手術当日から問題なく人と会えると言っていましたがはっきり言ってそんなことはありません。

 

あとすごく困る点としては、

唇がすごく乾燥するという点です。

真冬の湿度が0%の時かってくらい乾燥します。

その結果何が起きるかというと、唇の皮がめくれてきます

冬場に唇の皮がむけたりしますよね、あれと同じです。

ただ一点違うところがあって、めくれた皮が縫い合わせの糸と同化してしまうので、

唇の皮が剥がれ落ちずにどんどん溜まっていくという点です。

イメージが湧きづらいかもしれませんが、

要するに唇にぶ厚ーいカサブタができるみたいなものです。

これがめちゃくちゃ邪魔で著しくQOLを下げる要因になります。

食べる時や飲み物を飲む時、喋る時など何をするにも邪魔です。

自分はこのカサブタがすごく厚くなってしまったのですが、

傷口にしっかりとワセリンを塗ること、ウェットティッシュなどでカサブタがたまらないように掃除することが非常に大切です。

自分のこのダウンタイムの記事で最も伝えたかったことはこれです。

もう一度言います。

 

傷口にしっかりとワセリンを塗ること、ウェットティッシュなどでカサブタがたまらないように掃除することが非常に大切です。

 

このカサブタを作らないようにする取り組みが、

ダウンタイムの不快感を軽減するために非常に大切なので手術を検討されている方はしっかりと実践してください!

あまり傷口に触れないほうがいいかな?って思うかもしれませんが、

ウェットティッシュなどで掃除すれば問題ないです。

ちなみに自分はこれを怠り、抜歯まですごく分厚いカサブタと共に暮らすことになりました。

抜歯の時には看護師さんに、普通はこんなに分厚いカサブタできないよって言われました笑。

カサブタがあると食事や歯磨きが5倍くらい大変になるのでぜひ気をつけてください!

 

先にも書きましたが、

唇が腫れているので口の違和感がすごいです。

何をするにしても口の異物感に全意識が持っていかれて何も集中できませんでした。

ここから解放される唯一の手立ては寝てしまうこと。

手術翌日は食事以外何もせず寝るだけでした。

 

手術翌日が休みで本当に良かったと思いました。

 

食事に関しては前日と同様、ゼリーと軽食で済ませました。

ちなみに補足なのですが、パスタやうどんなどは避けたほうがいいかもしれません。

麺類を噛み切る際は前歯を使うと思うのですが、

その時唇に触れてしまうのでめちゃくちゃ食べにくいです。

あと口が開かないので大きいものは避けるべきです。例えば唐揚げとか

個人的にはパラパラのチャーハンが少量づつ口に運べたので重宝しました。

 

----------------ここから手術翌々日----------------------------

手術から二日が経過しました。

唇の様子としては、

腫れが少し引いて唇を頑張れば閉じることができるようになりました。

なので少し違和感があるものの人と会話してもなんとかばれない程度になりました。

あと相変わらず唇が乾燥してカサブタがどんどん厚くなっていきます。

繰り返しになりますが皆さんこうならないように注意してくださいね!

 

食事に関しては前日までと同様です。

というか抜歯までは食事はずっと同じ感じになりました。

 

一つ変化があったのが、なぜか

唇の周りが黄色くなっていました。

唇ではなく唇の周りです。

男性で言うとヒゲが生えているあたりです。

なぜかそこら一帯が黄色くなっています。

特に問題はないと思いますがなんとなく気持ち悪かったです。

この黄色は一週間くらい続きました。

 

前日同様、唇が気になって何事にも集中できませんでしたが、

前日よりはマシでした。

 

----------------手術翌翌々日〜一週間後--------------------------

手術から三日後です。

ついに出勤の日がやってきました。

相変わらず唇のカサブタがすごいです。

ただマスクをしているのでばれませんし、

前日から普通に近い喋り方ができるようになったので違和感はないと思います。

 

マスクをしていい職場ならばれないと思います。

ただ話し方の違和感は気づかれるかなっといった感じです。

 

唯一困るのは食事の時間です。

マスクを外したら唇を縫っているのがバレバレですし、

抜歯までは通常通りに食事ができないのでなんとかしないといけません。

自分は手術が絶対ばれたくなかったので、

トイレにウイダーインゼリーを持ち込んで胃に流し込んでました。

このせいですごくQOLが下がりましたが抜歯までの我慢と思って耐えてました。

 

この日から一週間はずっとこんな感じです。

 

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以上が手術翌日から一週間後のレポートになります。

 

1. 唇に分厚いカサブタができるので適切なケアが必要

2. 手術後数日経ったらマスクをしていれば出勤は可能

 

と言う感じでした。

では次回は抜歯までのレポートを書いていこうと思います。

ではまた次回!

 

 

 

 

 

唇を薄くする手術のダウンタイムの話(口唇縮小術)②手術当日

前回の記事で書いたとおり、唇を薄くする手術(口唇縮小術)を受けたのでいよいよダウンタイムについて書いていこうと思います。

これから書く内容は私の体験談であり、ダウンタイムには個人差があることをご理解いただけると幸いです。

 

・手術当日

昼過ぎに手術を終え、唇をパンッパンに腫らして帰宅。

この腫れは麻酔液によるものでおそらく傷ができたことによる腫れはそのうち襲ってくるんだろうな〜

麻酔が効いているうちは感覚もなく水も飲めません(こぼしてしまうので)。

手術直後に飲んだロキソニンが効いていたためかあまり痛みを感じません。

ただ唇が突っ張っているので違和感はすごいです。

とりあえず疲れていたので仮眠をとることにしました。

 

目が覚めると喉が渇いていたので水を飲むことに。

ただ唇が腫れているのでコップに口をつけて飲むことは困難でした。

何より傷口にコップをつけることが怖かったのです。

コップに半分くらい水を入れ、顔を上に向けて口をつけずに飲んでいました。

ここまでは良いのですが(こぼさないよう注意です)、

唇を閉じることができないため水を飲み込むのが困難です。

普段は無意識に口を閉じて内部の圧力を調節することで水を飲んでいるはずです。

それができないのですごく飲みにくいです。

何回もこぼしました。

頑張れば水は飲めるのですが、これが一週間くらい続いたのですごくストレスでした。

 

そしていよいよ食事。

クリニックのHPには手術当日から食事は問題なく行えるとありましたが、いつも通りに食べるのは確実に無理でしょう。

普段の食事で唇に食べ物を触れさせずに食べることが困難なことからも想像に難くないと思います。

なのでプリンを食べることにしました。

唇にプリンが触れないようにするので精一杯でした。

唇が閉じられないので咀嚼音がくちゃくちゃ鳴り非常に汚いです。

食事に関しては手術後一週間はこんな感じでした。

これを見越してウイダーinゼリーを買っていましたので今日の食事はこれで済ますことに。

ダウンタイムの食事に関してはゼリーに助けられたので、ネットで安いのをたくさん買っておいてもいいかもしれません。

唇に食べ物が触れていいならもっと楽なのかもしれませんが、私は怖かったので避けていました。

というか、傷口を塗った糸の結び目に食べ物が確実に引っかかるので唇に食べ物を触れないようにするしかなかったです。

ここでネットで他の人の手術後の写真を見てみました。

 

あれ、私の縫い糸の結び目めちゃくちゃデカくないか...?

 

この結び目がデカいせいで食事にすごく制限が出ました。

てかなんでネットの写真は結び目が小さいのに私のはデカいんだ?

もしかしたら担当医が雑だったのかもしれません。

地味なポイントですが、事前に担当医の評判などは絶対確認したほうがいいです。

 

 

 

 

歯磨きも食事の時の要領で済ませいよいよ就寝。

というか起きていると傷跡が気になるので一刻も早く寝たいのです。

とりあえずベットに入り、疲れていたためすぐに眠りにつきました。

 

地獄はここからでした...

 

痛み止めの効果が切れたせいか痛みで夜中に目が覚めました。

とにかく傷口がじんじんじんじん痛みます。

まああんなデカい傷口を作ったので当然なのですが...

どれくらい痛いかというと、例えるなら火傷をした時の痛さです。

じんじん痛んで熱がこもっている感じ。

痛くて痛くて眠れません。

氷で冷やしても痛みは取れず眠れません。

しかも唇が乾燥してパキパキになりその痛みも合わさっています。

(この唇の乾燥というのが翌日以降のネックになってきます。)

唇が閉じられないのですごく乾燥するんですね〜

ロキソニンを急いで飲んで横になりました。

当然薬の効果が出るまで時間がかかります。

眠れるまでかなーり時間がかかりました。

眠るに寝られず痛みに耐えている時間はいっそ殺してくれとまで思いました。

 

ここから学んだ教訓は、

1. 痛みが来る前に痛み止めを飲んどけ!

2. 当日は眠れなくて寝不足になるから次の日は休みの日がいいぞ!

というものです。

 

ちなみにこの傷口が痛いというのは手術当日だけでした。

次の日からは唇の乾燥による痛みが大きかったように思います。

(乾燥しないようなケアは大事ですね)

次回のブログで翌日以降の体験談を書いていきます。

では。

 

 

 

 

 

唇を薄くする手術のダウンタイムの話(口唇縮小術)①手術本番

今回は唇を薄くする手術(口唇縮小術)を受けたので、特にそのダウンタイムに関して書いていこうと思います。

口唇縮小術はいわゆる整形の一つですね。

当たり前ですがメスで切って糸でぬってという手術なので、傷口が傷んだりうまく口が動かせなくなる期間が存在するわけです。

こういった期間をダウンタイムと呼びます。

 

こういったダウンタイムの記事って意外と検索しても見つからないんですね〜

youtubeで整形youtuberが載せてたりしましたが、文字で得られる情報もそこそこ貴重だと思うんです。

なので折角手術を受けたので記録として残してみることにしました!

 

まずこの記事を書いている本人の自己紹介から。

男、20代、会社員

某大手クリニックにて施術

整形は今回が初めて

上下の唇の両方を施術

唇は結構厚い、平均の1.5倍くらいありそう。

小学生の頃、たらこ唇と言われショックを受けたことがある。

以後コンプレックスに。

 

 

 

 

手術に至るまではまたどこかの機会で書くとして、

まずは手術当日の話から。

 

当日は14時からの施術でした。

担当医からは痛いのは麻酔の時くらいと言われていました。

親知らずを抜いたときに麻酔をした経験はありますから、

痛みはそれほど怖くありませんでした。

(実際手術中の痛みはほぼなかったです)

それよりも怖いのが

 

痛みを感じないだけでこんなに血が出ることをされている!

 

という思いでした。

唇をアーモンド状に切り取って縫い合わせるわけですから、

唇の幅の分の傷ができるわけです。

要するに7〜8 cmくらいの傷ができることになります(粘膜ですので傷跡は比較的綺麗に治ります)

怖いですよね...

youtubeで手術の動画がアップロードされているので(口唇縮小術で検索してみてください)、

施術を考えている方は参考にされてもいいかもしれません。

私は手術前には見ませんでした。

見ていたら決心が揺らいでいた気もします。笑

 

 

手術本番。

まずうがいをして口腔内を洗浄。

それから服が汚れないようによだれ掛け?をして、よく手術室で医師がしているあの帽子を装着します。

そしたら手術台に仰向けに寝かされ、

目隠しをされます。

もう何も見えません。

医院によっては目隠ししないところもあるみたいですね〜

私は絶対にして欲しいです。

次は麻酔クリームを塗られます。

唇がヒリヒリするような感覚になるのですが、これは麻酔の注射の痛みを軽減するために塗っているようです。

これでしばらく放置されます。

10分くらいだったかな。

そしたら医師が唇の切り取る範囲をマジックで描いていきます。

このとき鏡で自分の顔を見せてもらいました。

 

そしたら早速手術。

麻酔を注射されます。

麻酔クリームを塗っているのでそんなに痛くないです。

痛みは普通の注射くらいです。

麻酔クリームを塗っていなかったら結構痛かったと思います。

こちらはすぐに唇の感覚がなくなっていきます。

麻酔が効いていることを確かめないといけないのですが、担当医が

 

今針で唇ずぼずぼ刺してるんだけど痛い?

 

って聞いてきました。

まあどうせ切り取る部分なんだから問題ないんだろうけどズボズボさしてるんだ...

触られているという感覚はありますが痛みは感じません。

 

次はいよいよ唇を切り取っていきます。

とはいえ目隠しをされているので何が起こっているのかはいまいちわかりません。

音と僅かな触覚だけで判断するしかないです。

唇を切り取るのはわりとすぐ終わった気がします。

唇を縫い合わせる作業が時間のほとんどを占めていた気がします。

(縫い合わせる糸を切断するハサミの音が聞こえてきました)

痛みは本当に感じませんでした。

一方で自分がいまされている作業が何なのかがわかってしまうと怖いです。

手術中は別のことを考えていることをお勧めします。

 

そんなこんなで手術は終了。

上下の唇合わせて一時間くらいだったかな。

 

終わった直後なんですが、

これは麻酔液を注入したためだと思いますが、

パンッパンに腫れています。

よく漫画とかだと殴られた人がたらこ唇になっている描写ありますよね?

あんな感じになっています。

唇がパンパンで口は閉じられず、前に突き出た状態に。

思いっきりあひる口にした感じです。

でも麻酔のせいで自分では今唇を閉じているのか閉じていないのか、

それすらわかりません。

 

あと傷口を縫い合わせるいとは黒色でした。

なので糸がかなり目立ちまるでフランケンシュタインのようになっていました。

同じ病院でも医師によっては透明な糸と黒い糸を使い分ける場合があるようなので事前に確認したほうがいいかもしれません。

てっきり透明な糸だと思っていたのでビジュアル面のショックが強かったです。

透明な糸だと少し離れていれば(腫れがひいていれば)手術したことはバレませんが黒い糸だと絶対に隠すことはできないです。

まあマスクをすればいいのですが。

 

とりあえずうがいをして口内の血を吐き出します。

当然血はたくさん出ていたみたいです。

そして意外にも唇からの血はもうほぼ止まっているみたいです。

それよりも大変なのが、唇が閉じられないのでうがいの水はだばーっと垂れ流しです。

これはしばらく水も飲めないです。

水を飲むのは麻酔が切れてからにしてくださいと言われました。

氷でしばらく唇を冷やして終了です。

 

手術自体はあっけなく終わりました。

意外とこんなものなのね。

他の部分もバンバン整形してやろうかしら(この考えは誤りであるとのちに分かります)。

終わりに看護師さんから幹部を氷で冷やすこと、しばらくは辛いものを食べないこと、まずはプリンなどの柔らかいものから食事を始めること、唇が乾燥しやすくなるのでワセリンを塗ること

など注意事項の説明がありました。

そして傷口からの感染を防ぐ抗菌薬、先ほどのワセリン、

痛み止めのロキソニンを二錠渡されました。

麻酔が切れて痛くなったら飲んでくださいと言われましたが、

痛くなってからでは遅いと思ったのですぐに飲みました。

 

そのままマスクをして帰宅すれば誰にも気づかれません。

ただじわりじわりと傷口から血が出ておりそのままマスクをすると、

マスクが真っ赤になってしまうので間にガーゼを挟んで帰宅しました。

帰宅したときにはガーゼは結構血で汚れていました。

 

ここからのダウンタイムが結構キツかったので、

次回の記事で詳しく書いていこうと思います。